馬の頭の走り書き

書いているケモノ小説(BL含む)のこと。あるいは、たまに読書日記とかプログラミングとか。

心理学?

最後に読んだのはたぶん中学生くらいだったかな、そんな本です。
このとき、筒井さん初体験。
筒井康隆『心狸学・社怪学』

短編集。強烈な話が多い。ウンコ板とか二千人斬りとかレイプとか虐殺警官とか。『原始共産制』、最後の部分好きだなあ。学生運動の話なのだけど、あの空間からの脱却を決意するラストはうまく表せないけどグッとくる。最後の『未来都市』は全体にわたって会話のみ、しかも電話での会話で書かれている。ただ、台詞が生々しくてあまり好きではないのだけど。

筒井さんの本は、あと『2001年、暗黒時代のオデッセイ』(うろおぼえ)しか読んだことないので、他にも読んでみたいなあ。たとえば『虚構船団』『虚人たち』とか。