馬の頭の走り書き

書いているケモノ小説(BL含む)のこと。あるいは、たまに読書日記とかプログラミングとか。

ハロー! そして…グッドバイ!

趣向を変えようと思ったら、読む本に窮しかけた、そんなとき。
石田衣良『娼年』の隣にあったけど、読んだ記憶がなかったので今日読みました。
石田衣良『スローグッドバイ』
短編二つ目にして、読んでいたことを思い出しびっくりしたのですが。

さて、恋愛小説の短編集です。
もともと、『娼年』を読んで著者に興味を持ち買ったものです。
恋愛小説なので、男女が出会ったりもめたり別れたりすることがメインとなっています。
振られても頑なに泣かないことを突き通す女性とか、職業作家を目指す恋人を不安を抱えながらも支える男性とか、などなど。
全部読んで感じたことは、半分くらい、何かにつけてセックスセックス言ってる気がします。
それがテーマとして座っている短編はいいにしても、たとえば泣かないことを通す女性の話には、その要素いるのかな、と蛇足のように感じました。
まあ、そういう話(かつエロ特化で中身からっぽ)を自分で書いてるので、なんとも言えないですけども^^;
どちらかといえば後半の作品の、たとえばネット掲示板の書き込みから始まる話などの方が個人的に好きです。
ってなぜか辛口批評をしちゃってるのはなんでだろう。


ところでそろそろ、こんなこと書く暇があったら原稿に回した方がいい気がしてきました。
そうします。