馬の頭の走り書き

書いているケモノ小説(BL含む)のこと。あるいは、たまに読書日記とかプログラミングとか。

Nude Continuum

二日前に読み終わった(けど書くのを忘れてた)本はこれ。
 ルーディ・ラッカー『ホワイト・ライト』

副題は『カントルの連続体問題とはなにか?』で、連続体問題をあつかった数学SFです。
なんでも連続体問題の証明にになっているんだとか。
ヒルベルトのホテルの話やフラクタルな話で「無限」とその度合いのことが延々あり、さらにはゴキブリと仲間になったり。
連続体問題というのは結局のところ、現在の枠組みでは証明もできず反論もできないようで、話もその方向に進んでいきます。
そのことを調べるまでは、「連続体問題どこ行った」という気分にさせられました。
そしてまあ最後はある種のハッピーエンド。
内容がむずかしすぎて、あまり書けることが多くないです><

とりあえずは、ドタバダSFかとおもいきや、正統にマッドで数学的な小説でした。
つぎはおなじ人の『ソフトウェア』を探してみようと思います。